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漆喰塗り

昨日、一ヶ月ぶりに土佐から左官さんたちが来沢してくださいました。

土壁が乾くのに一ヶ月かかりました。高知だと2週間くらいで乾くそうですが、
さすがここは北陸。乾くのに時間がかかりました。

最後の漆喰塗り。美しい仕上がりです。
kansei_convert_20091223180614.jpg



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建具やさん

梅の橋のたもとに「黒梅さん」という建具やさんがある。1,2階のすべての窓や、戸、障子、そして3階の梁に沿って作られた斜めの戸、などなどなど。大工さんと左官さんが帰られた後、今度は建具やさん、電気やさん、水道やさんの出番。

黒梅さんの仕事場に行ったら、一時間以上も説明をしてくださった。

tategu2

釘を使わない、熟練の技。

tategu1

杉の木は柔らかいそうだ。家の重みに耐えられるような工夫。雨風が入ってこないような工夫。
家のゆがみにあわせた建具。

黒梅さんの永年つちかってこられた技術と情熱とこだわりが、ひとつひとつの建具に感じられる。

一度、今回作っていただいたすべての建具の説明会を開いたいなと思った。


そして、ひとりでもくもくと作業をしてくださっている人がここにもひとり。電気屋の新谷さん。
玄関の看板等が着きました。

行灯を作っていただいたのは森照明さん、字、宇都宮義高。

kanban

雨の日も風の日も・・・

金沢の晩秋にふさわしい?ぐずついた天気の日々になってきました。土佐の大工さん、左官さんたちはそれでも毎日、かっぱを着たりして仕事をされ、今日一段落で土佐に帰っていかれました。
後は壁が乾くのを待ちます。金沢の職人さん(板金やさん、電気屋さん、水道やさん)にも感謝、感謝です。

hirame3


一階の壁


28日作品展に間に合わすべく、早く仕上がるものを選びました。
珪藻土仕上げで。
珪藻土が自然でいいというくらいしか知識がなかったのですが、
珪藻土はそれだけでは固まらず、何らかの固定するものを混ぜるか、
先に塗るかしないといけない。
①強力接着剤を塗ってから珪藻土を塗る方法と、
②珪藻塗装材としてあらかじめ樹脂が混入されているものを塗る方法。

おじは①は×といい、設計士さんは②は×ということから
はじめて私は珪藻土の問題についてわかりました。

それで、2階、3階同様、漆喰(大分乾くのに時間がかかる)、
または漆喰と珪藻土を混ぜると100パーセント自然素材なので、
この際あせらずそれにしようかということで話が進んでいます。

もう保健所にも行って検査日を決めてきたのですが、そうなると壁が出来るまで
厨房機器が入れられないことになり、検査も延期してもらわないといけないです。


マヤナッツスライドトークは延期、作品展は予定通り、しかし壁は完成ではない状態です。

災い転じて福となれ!

完全完成とはいかないようですが、予定していた「安井未星染織結作品展&越川昌明ブレッド展」を開催することになりました。

mihoshi

家を見に来られた人や近所の方にはがきを配りはじめたところ・・・

家がつながっている一軒のお宅から、窓をふさいでほしいとの連絡が来ました。
家の2階にいく階段の途中にある窓からそのお宅がみえるのですが、こちらからみえないようにしてほしいといわれるのです。

確かに窓から洗濯物をみられたりするのは不快なことだと思います。

もともと障子をつける予定にしていてもう仕上がっていました。ひとつは羽目殺しにしてあり外はみえません。 もうひとつは普通の障子だったのを、おじと建具やさんと相談の結果、鍵のようなものをつけ年に数回は、住人である私だけがあけられるようにして、それもお宅にあらかじめ了解を得てからあけるようにするということで了解していただこうということになりました。

正直、私自身は「ここまでする必要があるのだろうか?」と思いました。クラスやなにかで人が来るときは開けられないようにしておいて、私が普通に開けるのは自由でいいだろうと。もともとついていた窓なんだし、風を通したい、お隣Mさんの庭は素敵だし、外壁も見たいし。

でもそれではだめだろうということで、先ほどのようなことになりました。
庭に足場を長い間おかせていただいたお宅でもあるので、これからも気持ちのいいおつきあいをさせていただきたい。

しかし・・・ これでもだめでした。 先方は結局外から目隠しのようなものをつけるようにと言われます。

家の外にはみ出すことになるので避けたい、またそれをつけるのにまた足場をかけるようなことは出来ないので、どうしたものか。明日にはふたり大工さんが帰られるので、その間になんとかしなくては。

急いで設計士さんに図面を書いていただき、先方にその図面を見ていただき了解をいただいて、
大工さんが作ってそれを窓につけました。
本当ならもう一軒のお宅にも了解を得なくてはいけなかったのですが、それも事後承諾になってしまったのですが、どうにかこうにか夜が暗くなる前に間に合いました。


金沢の家は四国の大工さんも驚いていましたが、隣との間がなかったり屋根通しがくっついていたり
しています。家も計6軒のお家に最初ご挨拶に行きました。お隣さん、家の後ろ側4軒は3軒とどこかしらくっついていて、1軒は庭と壁がくっついています。改修をするにはその6軒のお宅に了解をいただき、また足場はそのお宅の庭などに組ませていただいておこなうことになります。
お互いが「お互い様」の心で支えあっています。



庭と壁がくっついているお家は、足場を組む時に木を切ってしまったお家です。

そのことがきっかけになり、おじは外壁を全部トタンから杉板にかえました。
こちらからはみえないのですが、気持ちのいい木の外壁になりました。ご迷惑をおかけしてしまったお家へのごめんなさいの気持ちと、金沢の町にあうようにとの思いからだと思います。

木が切られた日は、泣いてしまうほど悲しい日でしたが、今後そのお宅のご夫婦とはずっとおつきあいさせていただくことになると思います。

今回のことも、人によって見る見られるの快?不快感には差があることとはいえ、お互いが相手を思いやり尊重しあって、これからいい隣人関係ができることを願っています。


Everyone has their own reason  人には人それぞれの理由がある

イギリス留学中に見た映画「ゲームの規則」ジャンルノアール監督の中の一節です。

この言葉は異国での滞在生活で、何度も価値観の違いにいらだち、打ちのめされたときに口ずさんだ言葉。考えられない行動や言動をする人にであっても、怒っても仕方がない、それをするにはその人のそれぞれの理由があるんだから・・・と思うと少し気持ちがなごんだものです。

言葉の背後や、行動の背後に何が隠されているのか、花を見てその下の根を感られるように
闇の中の月や星を感じられるように・・・

一生の課題です。

プロフィール

千

Author:千
昭和初期に建てられた金沢の町家。改修工事もいよいよ大詰め。これからどんな人たちがどんなふうに関わって、この家が育っていくのだろう。
ワクワクドキドキの日々です。

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